海外旅行におすすめのクレジットカード
カードの選び方でポイントになるのは
1.どの国際ブランド(VISA、JCB、Masterなど)にするか
2.海外旅行保険付帯(海外旅行保険がついている)かどうか
3.(海外旅行での)お得なサービスや、万一の際のサポートが充実しているか
という点です。
それぞれについて説明します。
1.どの国際ブランド(VISA、JCB、Masterなど)にするか
海外に行くにあたって、クレジットカードは必携です。
できれば2枚、国際ブランドが違うものを持って行く事をお勧めします。
(VISAとMASTER、JCBとVISA、という具合に)
理由は
1.紛失に備える
2.国(地域)・お店ごとの国際ブランドの普及率が違うため
です。
世界のカードのカバー率はVISAとMASTERだけで7割を越えますので、これらのカードを持っていればまず、安心です。
ただ、JCBは特にハワイでは、トロリーが無料で乗れたり、モールでの割引があったりと、ものすごく重宝します。
1.海外旅行保険がついているクレジットカード
まずは既に所有しておられるカードの特典をまずは見直してください。アメックスや各種ゴールドカードは海外旅行保険を付帯している場合が多いです。例えばイオンカード
のゴールドカードも海外旅行保険が付帯しています。
海外旅行保険がついているカードで私が注目したいポイントは、疾病、傷害の治療費・携行品損害です。
一番利用する可能性が高いにもかかわらず、案外、死亡・後遺障害保障のみという内容のものが多いので気をつけてください。
JALやANAのマイレージカードも、ゴールド以外は治療費がカバーされていません。
ですので、これらはあくまでマイレージを貯めるためと割り切ってください。
詳しくは クレジットカード付帯の海外旅行保険の注意点をご参照ください。
自分が使いやすそうなクレジットカードの保障内容が少ないと感じた場合、海外旅行保険付きカードを2枚以上持つことも有効です。
一つのクレジットカードでカバーしきれなかった分の損害額にもう一枚のクレジットカードの保険が適用されるからです。
私がいろいろ調べてみたり使ってみたりして、保障内容や利便性でいいと思った海外旅行保険つきクレジットカードは
1.楽天カード
2.三井住友VISA(クラシック・アミティエ)
です。
1.楽天カードは利用付帯なので、ツアー代金の一部または全部を楽天カードで支払うか、空港までの公共交通機関の交通費の一部を楽天カードで支払う事が条件となります。
ツアー代金というのは結構まとまった金額になりますから、ポイントが一気にたまり、それがそのまま楽天市場で使えますから、楽天市場で買い物をすることが多い人はすごく便利です。
永年年会費無料で、よくある普通のカードのゴールドなみの保障がついている、そして使いやすいポイントがあっという間にたまる、KC系なので海外のデスクも充実、国際ブランドもVISA・JCB・Masterから選べる…ということから、1枚持っていて全く損のないカードだと思います。もちろん、私も持っています♪
2.三井住友VISA(クラシック・アミティエ)は年会費は初年度無料(web申し込みの場合)、2年目からは通常1312円かかります。学生の場合は在学中は無料です。(デビュープラスを除く)ですから、特に学生におすすめしたいカードです。私の初めてのクレジットカードも三井住友VISAカードでした。国際ブランドはVISAとマスターです。クラシックカードは利用付帯、クラシックカードAとアミティエは自動付帯です。
私が持っている中では、イオンカード
のゴールドも保障内容がすごくいいのですが、ゴールドへの切り替えは通常のカードから、一定条件を満たした場合に自動でなされるので、あらたに申し込めないのが残念。
既に持っている場合は自動付帯なので、持っているだけで保険に入っている事になります。
3.お得なサービスや、万一の際のサポートが充実しているか
JCBとVISAについては、日本人に人気の主な観光地には大体、ツアーデスクがあるので、何か困った事があれば駆け込み寺になってくれます。
また、イオン系、KC系(楽天など)、ニコス系などは独自のツアーデスクも設けているので、二重に安心だと思います。
Masterは日本人用に特別にツアーデスクはありませんが、上記のような各社独自のツアーデスクを利用する事はできます。
現地の優待やクーポンの多さはJCB、VISAの順で多いと思います。
日本人に人気の観光地、特にハワイにおいてはJCBが一番うまみが大きいと個人的には思っており、私はハワイ用にJCBを作りました。
もし、利用予定の航空会社がJALかANA(またはそれぞれの提携航空会社 JALはこちらを、ANAはこちらをご覧ください)なら、ぜひJALカードまたはANAカードを作りましょう。アメリカやヨーロッパへ旅行したら、国内旅行1回分くらいのマイルはあっという間にたまるのでとってもお得です。