子どもと行くハワイ旅行 ツアー選びのコツ
〜 利用航空会社を決めておく
★ 子連れハワイ ツアー選びのポイント★
1.日程 / 2.ホテル / 3.航空会社
3.利用航空会社を決めておく
直行便、しかも小さい子連れであればあるほど、JALやANAなどの日系航空会社をおすすめします。
理由はこのサイトの「ツアー選びのワザ」でも述べていますが
、欠航や遅延、ロストバゲージ等、トラブルがあった際の交渉や問い合わせが日本語でできるという点が一番にあげられます。
そして言葉の問題だけでなく、こういうトラブルへの対処法は日系航空会社がダントツで一番親切です。
また、緊張している小さな子どもにしても、外国人の乗務員より日本人の乗務員のほうが安心できると思いますし、ちょっとした相談事などが日本語でできるのもありがたいです。
アシアナや大韓航空などのソウルを経由する便は値段は魅力ですが、子どもが小さいうちはなるべく乗り継ぎなどのストレスは避けてあげたいところです。
直行便ではデルタ、ユナイテッド、ハワイアン、チャイナが現在日本に乗り入れています。日系航空会社を指定するとツアーの料金は一気に上がりますので、どうしても予算的に押さえたい場合、私個人の意見からすると外国系航空会社で選ぶとしたら、「子連れハワイ旅行」という設定に限り、1.ハワイアン2.ユナイテッド3.デルタ4.チャイナの順です。
アメリカ系は機体が古い場合が多いためか、整備による遅延等が経験的にわりと多い感じがします。それ自体は安全上仕方ないのですが、地上の係員による、そういうトラブルに対する説明や対応が、日本人からすると不親切と感じる場合が多い、という話はよく聞きます。地上係員によって対応の質にバラツキがあったり、自分で入った海外旅行保険に聞いてくれ、としか言ってくれなかったりというケースがよくあるのです。
チャイナエアラインも同様に古い機体が多いようです。アメリカ系よりはトラブルに対する応対は誠実なようですが、事故率が高いのが私としてはどうしても気になります。
とは言え、大きなトラブルなんてそうそうはありません。
ましてや、チャイナが事故率が高いと言ったって、車の事故に比べたらずっと低い、何万分の一という確率ですし、日系だからといって絶対に何もないという保証はないわけです。
それに、通常の快適さから言えば、実は、どれも遜色ないように思います。日系より、チャイナやデルタのほうがシートも広いですし。ハワイアンは乗った瞬間、ハワイ気分を楽しめますし。ユナイテッドはデルタより席は狭いみたいですが、地上でのクレーム対応の誠実さはデルタより若干上な気がします。客室乗務員は日系ほど丁寧ではないにせよ、おおむね、フレンドリーで親切です。
また、飛行機を選ぶ際は全便のシートにモニターがついている航空会社がいいと思います。子どもが3歳くらい〜低学年くらいまでなら、テレビを見せてグズりを押さえられます。
機内でのグズリ防止にはiPadや折り紙などのグズリ対策グッズが必要ですが、見たことのない子供用アニメ等がモニター上映で数本あれば、かなり時間が稼げます。
機体の種類は、就航している空港・シーズンによっても変動するみたいなので、ご自身が利用予定の国際空港に就航している航空会社のHP等で調べてみてください。
結局のところ、「『1割くらいに起きうるちょっとしたトラブルと万一の際の備え』に対し、どれくらいのお金をかけるのか」は各自違うとは思います。子連れ旅行の最大の心配事である飛行機について、少しでもストレスを軽減するために、予算内でのベストを尽くす価値はあると思います。