お得な格安航空券の選び方
燃油サーチャージなどの追加料金に注意
4.燃油サーチャージなどの追加料金に注意
チェックすべきなのは
チケット代 + 燃油サーチャージ +航空保険料 + 空港施設使用料(空港諸税)の合計額 |
燃油サーチャージとは?
空港施設使用料・空港諸税とは?
航空保険料とは?
安い航空券を見つけた!と思っても、これらの諸費を加算すると、結構な額になるのですよ。。。(泣)
これらの金額は、航空会社やルート(利用する空港)によって異なります。
例えば、 ヨーロッパ周遊のようにいくつかの国に立ち寄る場合、それぞれの区間のフライトに燃油サーチャージと航空保険料(設定されている場合)がかかり、またそれぞれの空港において空港施設使用料(空港諸税)がかかります。
単なる乗り継ぎの場合でも、燃油サーチャージと航空保険料はそれぞれの区間にかかります。ただし、空港施設使用料(空港諸税)は国や地域によってかかったりかからなかったりまちまちです。また、空港施設使用料(空港諸税)は出国時にかかる場合が多いですが、到着時にかかるものもあります。
例えばアメリカの場合だと、空港にまつわる料金の内訳が「空港施設使用料」「入国審査料」「税関審査料」などと分類されているため、単なるトランジットの場合には入国はしませんから、出入国に関する料金や税金はかからず、「空港施設使用料」等のみが徴収されるのですが、
韓国(仁川)のように出入国しなければ一切、料金がかからない場合もあります。(金額の目安は日本旅行のこちらのページが分かりやすいです。)
「燃油サーチャージ」は長距離のフライトになると金額的にも大きいので(日本から欧米へ片道1万円以上!)、必ず調べておく必要があります。金額はその時の原油の値段、為替レートによって随時変わってきますので、その都度、利用する航空会社のホームページや旅行会社のホームページで調べるか、航空会社や旅行会社に直接聞きましょう。
ですから格安航空券やPEXチケット等を買い求める場合は、
チケット代 + 燃油サーチャージ +航空保険料 + 空港施設使用料(空港諸税)の合計額 |
…を比較することが必要なのです。ややこしいですね。(笑)
ちなみに、旅行会社によって、これらの諸費の公表金額が違う場合があります。
原油価格や換算しているレートによって変動するため、データの公表時期により異なる場合があるのです。基本的には、航空券を発券した時点でのレートになりますので、公表時期より安くなっていれば差額を返してもらえることになります。(その逆もあります)
入金の時に、担当の方に確認をとると安心です。
ただし、乗り継ぎにより、燃油サーチャージ等の追加料金が加算される場合もあります。詳しくは次の燃油サーチャージ等の追加料金に注意!をごらんください。
マイレージについてもっと知りたい方はリンク集内エアラインガイドに詳しく書かれていますのでチェックしてみてください。