海外スキー&スノーボードの注意点 その2
3. スキー板・スノーボードは持って行く?レンタルにする?
そんなにこだわりがないのであれば、海外でもちゃんとサイズも揃っているし、しっかりしたブランドのものが豊富だし、レンタルでもいいとは思いますが、海外にまで行って滑ってみたい人っていうのはやっぱりこだわりますよね?!
気になるのは飛行機へ預ける時のことですよね。スポーツ用品などの持ち込みの規定については航空会社によって異なりますが、大枠の考え方としては、「手荷物のトータルの重量が無料で預けられるサイズ・重量の範囲内であればスキー(スノボ)用品1セットは超過料金なし(ただし、航空会社によってはスキー類の長さの規定あり)」というのがほとんどです。利用予定の航空会社の無料手荷物許容量について、あらかじめホームページで調べておきましょう。なお、超過料金の規定は北米方面とその他の地域とでは異なります。参考までにJALとエア・カナダの受託手荷物についてのページにリンクを張っておきましたので御覧ください。
持って行く場合は空港までの道のりも大変ですので、空港までは宅配便を利用するのもテです。
また、向こうでレンタルする場合。スノーボードについてはデッキパッドはついていない場合が多いです。私が初めてウィスラーに行った時、しょうがないので軍手をガムテで貼っていたら、パトロールに「危ないのではがせ」と言われました…借りる時にデッキパッドがあるものを頼むか、なければ覚悟をきめるか、です。
よく、「板は借りてもいいけど、ブーツは履き慣れたものを」というアドバイスも聞きますが、理屈的には確かにそうですが、板とブーツは飛行機に預ける時はワン・セットです。ただでさえ重い荷物にブーツだけ加わると超過料金を取られかねないので、損じゃないかと思うのですが…。それだったら空港までは宅配便を使ってでもワン・セットにした方がいいと思います。
4. オプショナル・ツアーについて
ヘリスキーなどのオプショナル・ツアーは体調の許す限り、なるべく早めの日程で申し込んでおきましょう。山の天気は変わりやすいので、ちょっとした変化で中止・順延される場合があります。滞在の最終日などに予定していたら予備日がないので吹雪いてしまったらもうアウトです。
また、言葉に自信のない人は必ず日本語のできるガイドがついているツアーを選びましょう。 他のこととは違い、雪山については少しの聞き漏らしが命とりになります。危険なクレバスの近くを通ることがあるかもしれません。また、自分の力量にあったツアーをえらんでください。力量以上のツアーへの参加は危険なだけでなく、みんなの足をひっぱることになり、大迷惑です。
ルール、マナーを守って、ツアーに参加することでしか味わえない、大スケールの海外スキーの醍醐味を楽しんでくださいね。
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