海外旅行に電気製品を持って行くときのヒント
日本から持参した電気製品を海外で使う場合、電圧を調整する変圧器(コンバーター)と差し込み口の形状に合わせたプラグが必要になります。 (世界の電圧とプラグの形状についてはこちらのページの下の方にリンクがあります
)
ただし、次のような場合には変圧器はいりません。
■デジカメ・ビデオ類の充電器…最近はユニバーサル対応になっているものが多く、この場合、変圧器は必要ありませんのでプラグのみでOKです。取説を確認してください。ただし、ACアダプタに差し込むタイプのケーブルの場合、ケーブルにも「100-240V」の記載があることを確認してください。もし、125Vなどという記載であって200V以上の国へ行く場合は海外旅行用電源ケーブル が必要です。
■ドライヤーはフロントに言えば貸してもらえるところもありますが、海外のホテルには備え付けていないところも結構ありますので、気になる場合は持っていった方がいいでしょう。これも変圧機能付きの 海外旅行用ドライヤー が2000円代くらいから売っています。(プラグは別売の場合あり)
■シェーバーは電池の寿命にもよりますが、バッテリーを満タンにしておけばしばらくは持ちますよね。ブラウンなど、一部のメーカーのものは最初からユニバーサル対応になっている場合もありますので、ご自分のシェーバーを確認してみましょう。
■コンタクトレンズは旅行の際だけでも使い捨てにすることをおすすめします。1日用なら保存液などの荷物も減らせてさらにコンパクトになりますし、ビーチやラフティングの際など、スペアがあると安心です。
■パソコンをもって行く場合は少し注意が必要です。パソコン本体に入力(IN PUT)が「100-240V」のように記載されていれば、海外でも使用可能ですが(最近の機種であれば大体OKです)、ACアダプタとケーブルも同様に「100-240V」と記載されていなければ、壊れる可能性があります。特に、ケーブルにおいては「125V」などと書かれているものが多くあります。このようなケーブルを200Vの地域で長時間使用すると、PCが壊れる可能性があります。そういう場合は海外旅行用電源ケーブルとプラグを購入することで対応できます。
変圧器自体は比較的長期の旅行で、たくさんの電化製品を持って行く場合のみで十分だと思います。変圧器自体、重いですし。。
また、変圧器には小電力用と熱電器用のものがありますが、熱電器用というのはアイロンやポット、ドライヤーなどですので、通常のホテル滞在の旅行では必要ないと思います。ルームサービスに頼めばアイロンもお願いできます。ポットは頻繁に使いたいのであれば 変圧機能付きのトラベルポット(クッカー) を一つ持っておいてもよいと思います。ドライヤーだけなら、 海外旅行用ドライヤー を買う方が安いです。
短期間の旅行で、複数の家電製品を渡航先で使いたい場合は、レンタルしたほうが経済的かもしれません。