海外ホテルの選び方
2.長期(2週間以上)の旅行の場合
長期滞在の場合も最初の2〜3泊くらいは短期の場合と同様の方法であらかじめ予約を入れて行った方がいいと思います。旅で疲れた体で安宿に泊まるのは体調を崩すモト。特にアジア方面の安宿ではシャワーが水しかでない所も結構あります。まずはゆっくり休んで体調を万全にしておきたいところです。
その後のホテル探しですが、その街の観光案内所で調べてもらうこともできますが、 安くあげたい人はユースホステルやYMCA(またはYWCA)で しばらく滞在することをお薦めします。ちなみに日本からWEB上で予約を入れられるところもあります。(リンク集に記載しておきましたのでご覧ください)
そういう場所にはいろんな国からの旅行者がいますので、どこの宿が安くて安全か、街のどこに面白い穴場があるか、などと旅の情報を教えてもらうことができます。
大抵、そのテの宿泊施設には共同キッチンやカフェテリアがあるので、そういう場所で他の旅行者と仲良くなっちゃいましょう。
余談ですがこういう場所のキッチンで「肉じゃが」などの日本のおそうざいなんかを作って、仲良くなった外国人の人に食べさせてあげると結構ウケます。プチ・国際交流ですね♪
さらに余談ですが、白人のみなさんはわりと洗剤に対して心理的抵抗がないみたいなので、共同キッチンのお鍋や食器は一度サーッと流してから使うようにした方がいいです。…どういうことか、って言うと、サーッと流すとアブクがブクブク…って出てくること、多いんですよ(;д;)
また、そういう場所には日本人も大抵何人か宿泊していますので、最初、外国の人に聞きづらかったら日本人の先輩トラベラーにいろいろと教えてもらったらいいと思います。 でもせっかく外国にきたのに、いつもいつも日本人にばかり頼るのはどうかと思いますけど。。。
バックパッカーズやB&B(ベッドアンドブレックファースト)も安くていいですが、場所によっては 治安的に危険なこともありますので、比較的安全なユースホステルやYMCA(YWCA)で情報を聞いてからの方が安心かなと思います。
できればインターネット環境が整っている宿泊施設がいいです。ただし、PCはあっても日本語入力はできない場合が多いと思います。最近ではWi-fiが使えるところも多いですので、スマホやタブレットを持って行けば事足りると思います。
また、これらの宿泊施設は主に、シングル・ツイン・ドミトリーの種類があります。
ドミトリーとは相部屋のことで4〜5人が一つの部屋で泊まります。
ドミトリーはいろんな人と知り合えるチャンスなのでとてもいい経験になるのですが、まれに場所によっては防犯的に問題な場合もあります。
寝ている間に物を盗まれたり、ゲイの人に強引に誘われたり(特にアメリカ)、などです。
2〜3人のグループ旅行なら比較的安心ですが、ひとり旅の場合はまずはシングルをとって、そこの雰囲気を確かめてからの方が安全かもしれません。
相部屋の相手にヘンな気を起こさせないためにも、隙を見せない、貴重品は常に身につける、荷物は鍵をかける、などの自衛策をとっていかにも「油断してないぞ!」っていうふうに見せるのがコツです。